児童養護施設でマラソン大会

毎月音楽ワークをしに行っている児童養護施設で、2年ぶりのマラソン大会が開催されました。

5人ずつのチーム対抗で、小学生から中学生の子どもたち、児童相談所職員、施設スタッフの他、当協会が関係しているボランティア団体「さむかわ音楽ひろば」のメンバーも参加してきました。

1人1キロほどの距離とはいうものの、ほぼ平坦な道はなく、かなり急な坂を往路は下りっぱなし、復路は上りっぱなしという、過酷なコースでした、、、。

さすがに小学校低学年の子どもたちは、終始軽やかな足取り(日常的に庭として走り回っているので)でしたが、私は50歳。かなりこたえました(笑)

 

 

←一番早く走って見える写真をチョイス。走り終えた後しばらく動けませんでした、、、

 

敷地内には「ベビー館」もあり、1歳か2歳くらいの赤ちゃんも道へ出て、旗を振りながら元気に応援してくれました。

今日走った中学生の子どもたちは、この「ベビー館」で育った子も多いようで、職員の先生方が赤ちゃんの手を引きながら、「あれ、○○君じゃない?大きくなって、、、泣きそうになる」と話されてました。

走っている中学生も、沿道からの先生の声援に照れくさそうに「ありがとうございます!」と答えていました。

私たちが出会ったのは、すでに小学生や中学生になってからの彼らですが、もう10年以上もここを家として過ごしている子が多いのだということに、改めて気づかされました。

屈託なく笑っている彼女たちが(まだ小学生なのに!)「私は幸せになるのは無理だから」などと、何気ない会話の中で話すのを聞くと、今のうちから色々な「良い大人たち」に出会わせてあげないといけないと強く思います。

 

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